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February 23, 2005

住宅建築会社情報を調べよう!<4>

住宅会社情報収集の第4弾、チラシ編です。

これまで話したの3つ(展示場、雑誌、インターネット)は自分から情報を取りに行くイメージですが、チラシは向こうからやってくる感じですよね。受け身の情報媒体と言えます。それだけに気を付けないとならないことがあります。それはどういうことかと言うと・・・

まずひとつは、タイミングによって情報を得られる会社が、かなり限定されてしまうことです。
ですからチラシで見かける住宅会社は、数ある中のほんの一部でしかないということを認識しておく必要があります。
チラシだけでは充分な数の情報は得られないということを、心得ておいてください。

次にチラシは一般の人が思う以上にコストがかかっていて、あまりに頻繁にカラーの大型チラシを入れてる会社は、かなりの費用負担をしているということです。

住宅会社の費用負担なんて、自分に関係ないと思いますか?
それが実は、大ありなんです。

大型のカラーチラシを広い地域に折り込むと、すぐに何百万円ものコストになります。しかし今の時代チラシの反応率は落ちているため、チラシを見たお客様が実際に成約する数が、ドンドン減ってきています。
仮に200万円かけたチラシで2人のお客様と契約できたとしたら、1件あたりのコストは100万円になります。この費用がもちろん建築費に乗っかってくるわけです。
もちろん会社によって、チラシにかける費用やそれで契約できる件数は違うので一概には言えませんが、一般の人が思っている以上にチラシはコストがかかっているのだということを知っておいて損はありません。

三つ目として、チラシはお客様に見てもらうのがなかなか難しいので、どうしても目を引く表現をすることが多いということです。
つまり「なんと坪25万円でこの仕様!」とか、「今なら特別キャンペーンにつき、○○を大サービス!」といったキャッチコピーで、大げさに消費者を煽ろうとする表現です。

住宅建築は日用品などとは違い、元々の価格がわかりにくい商品です。「坪○万円」という表現にしても、本当にその金額で家づくりができないことが多いのです。チラシをよく見ると小さな文字で、「ただし○○、××の費用は含まれておりません」などと書いてあったりします。

またキッチンなどの目立つ設備はまあまあいいグレードを設定していても、クロスや構造部分など目立たない部分は最低限のグレードだったりすると、実際に工事に入ってからグレードアップしたくなって、最終的な金額が上がってしまうということもあります。
こういうことを作戦としてやっている住宅会社は、私は信用できないので家づくりを任せたくありませんが、チラシを見ただけではなかなか判断ができないのが難点なのです。

ですからチラシで見た金額や仕様を鵜呑みにせず、目立たない部分の仕様も充分確認したうえで、総額でどれくらいの建築費がかかるのかを確認することをお勧めします。そしてもしもチラシの説明と違うとか、不誠実なところを感じたら、迷うことなくその住宅会社を候補からはずすべきだと思います。

実は「坪単価」自体、あいまいなところが多い表現方法なので、坪単価で考えることはお勧めできません。坪単価については、また日を改めてお話したいと思います。

という訳で、チラシは手軽に情報収集できる反面、気を付けないとならない点も多いので、どんな感じのどんな会社があるのかを把握するためのツールだと思う方がいいように思います。

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